2005年5月:久々に駅前のメンバーで飲んだ。

今回のメンバーが揃ったのは本当に十年振りかもしれない。

鍋&鍋の間に久々に仕込んでおいたボロネーゼを食べた。
(今回の出来はまぁまぁ・・・というか駄作であった。
 原因は真面目に美味しいワインで煮込まなかったこと、それにオリーヴ油を使わなかったこと、
 それにパスタが1.7mm径のものでなかったこと・・・等々の要因があるがまぁ食べ終わったら
 腹は膨れるし結果的に同じと思うことにする)

で、肝心のワインだが先ずはイタリアの安物ワインを一本空けてから
とっておきの貴重なメキシコ産ワイン:『Cachola』を開栓した。

ゲゲッ・・・なんぢゃこりゃ・・・まるでコールタール。
完全に死んでいた。

■世界遺産を巡る旅■で入手した『Cachola』であったが・・・既に老衰死していた。

仕方がないのでもう一本のとっておきのチリワイン『CONCHA y TORO』を開栓した。
こちらも若干老いていたがまだ飲めた。
このチリワインはメキシコのBarでは大概ストックされており赤ワインを頼むと
こいつか出てくる。今回の一本は別れ際にハビエルが贈ってくれたものであった。

鍋&鍋、ビールそしてワイン焼酎、日本酒・・・ウオッカ(ズブロッカとゴルバチョフ)*こっちは試飲だけ・・・
それに温泉に行った。



『Cachola』

『CONCHA y TORO』



ウオッカ(ズブロッカとゴルバチョフ)




今回みんなで観た映画
『昭和残侠伝:人斬り唐獅子』
『昭和残侠伝:吼えろ唐獅子』
『昭和残侠伝:破れ傘』
『東京物語』
『彼のオートバイ・彼女の島』
『Buena Vista Social Club』
『海燕ジョーの奇跡』
『ウンタマギルー』
『地下水道』
『どですかでん』

*昭和を堪能しました。

課長さんは『土佐の一本釣り』青柳祐介*全25巻にチャレンジしましたが
19巻くらいで時間切れとなりました。真面目に読めば丸二日くらいかかるので仕方が無いです。
*また読みに来て下さい。

 *『Buena Vista Social Club』は先ずCD聴いて下さい。
   詳しくはこちらのサイトが参考になると思います。


『土佐の一本釣り』青柳祐介*全25巻





今回『Ballantines』の21年モノと30年モノを開栓するには至らなかった。
*17年モノは現在在庫切れである。




こんなことを書いていたらまた美味いスコッチが飲みたくなった。

そうぢゃあ、課長さん、チェコから持ち帰ったグラスはボヘミアン・グラスぢゃが、
イタリアのはベネチアン・グラスぢゃあ。
わしやシンプルなのが好きなんでやっぱりボヘミアン・グラスを手で持ち帰ったがのぅ、
ベネチアからはグラス類は一切持ち帰えらなんだ。
でもハンガリー産のでエエグラスがあるんぢゃがぁ、そりゃエエ値がするけぇ手が出んのぢゃあ。
 (これはデパートちゅうか百貨店に置いちょる奴ぢゃがのう)
だからワシんとこは全部自分で持ち帰ったもんしかないが、大陸で現地通貨で買った奴と
百均で買ったのとゴチャ混ぜぢゃあ。気に入ったら自分の中ではどれもこれも同じ価値になっちゅう。


夕餉の食材の買出し・・・と言うより麦酒を買いに行った。
自分の言葉を思い出して美味しいスコッチを飲みたくなってきた。
氷の残りも大量にある。

一旦アジトに戻り車で閉店間際のヘンドリクスに駆け込んだ。
*ヘンドリックスの語源:仲井戸麗市のアルバム『DADA』の中の「ランタン」より。

         ランタン

   ヘンドリックスなら Woo まだやってる 
   あそこなら Woo いつでも大丈夫
   ちょっと寄ってみないか
   ヘンドリックスなら 夜通しやってるから


*今晩のヘンドリックスは夜通しやってないがとにかく目的のスコッチを手に入れた。
 
『Ballantines』の17年モノである。
 価格は面白い数字で6,069円(税込み)・・・店主の茶目っ気を感じる。

 孤独を紛らわすために今夜は久々にスコッチを飲むぞ。

 で、早速やってみたかったことを実行した。

  30年モノに関しては近況報告したとおり前回の”ある会”の時にみんなで飲んだ。 

左から17年モノ、21年モノ、30年モノ


開梱してみた。30年モノは次回まで置いておこう。



これが今回補充した17年モノ。

 

やっぱり美味い!
スコッチはやはり孤独に浸ってとことん自分自身と対峙しながら飲むのが美味い!
と孤独で過ごしていることへ言い訳をしている。