2005年11月:近所付き合い

近所付き合いが出来るほど生活に余裕がない。
隣人と特に揉めているわけではないが営業のプロである隣人は常識人ぽい立ち居振る舞いを
しているがかなり身勝手である。
ママちゃり一台、ガキちゃり2台に加えて最近は乳母車2台が行く手を阻む。
夜帰宅するときにはこのママちゃりと乳母車が怪我の元である。
せめて乳母車は折りたため!と言いたい。

平日の昼間アジトへの出入りを行うと隣人の上の娘が近所の子供と踊り場で
自転車で暴走している。
挙句には玄関まで付いてきて「名前がない」とか叫ぶ。

なるべく相手はしない。
多分彼女の親がそんなことを常日頃子供に言っているのだと思う。

(あのなぁ、ホテルの部屋にいちいち自分の名前を書くか?と言いたい。
 一国一城の主とか表札とかそんなくだらないものに拘るつもりは無いのだ。
 常識人だとわきまえて生活をしているならもう少し他人のことも思いやって
 生活しろ!と言いたい。まるで隣人が居ないかの様に私物を通路に放置して
 占有しているその態度はおかしい。ルール違反しているのはあんたらの方だよ!)

(確かに乳母車をいちいち折りたたむのは面倒だとは思う。
 駄菓子菓子危ないのである。)


久々に手作りのおにぎりのおこぼれをいただく。

或る日、体験科学学習とやらの付き添いでとある高専に行った際に欠席者の代わりに
ミニ・ロケットを作る羽目になった。参加者は小学生低学年である。
急遽飛び入りで参加した幼児の補助という形で適当に作ったミニ・ロケットを飛ばすと
これなんと11.20mも飛び第一位になってしまった。
 本当なら辞退すべきところだが賞品に目が眩んで欠席した小学生の名前を登録したまま
賞品をかっさらった。大人として別にインチキをしたわけではないが適当に作った
ロケットが一番飛んだのであった。
 

 

普段から「生まれて一度も家においては冷や飯(はん)など食べたことない!」
と豪語しているのでなかなか手作りのおにぎりをいただく機会に恵まれない。
まして弁当などワザワザ作ってくれることもない。
駄菓子菓子たまにはそんな機会が巡ってくる。
出汁巻き卵やほうれん草のおひたし、それに揚げ物には一切ソースや醤油を
かけることを許されない。(というかそんなものは装備されていないし、薄味がついている)
今回の弁当の地雷は一口で涙が出る”ピリ辛こんにゃく”であった。
 まるでニョロニョロの様な細身なので舐めてかかると一面にまぶした一味唐辛子が攻めてくる。
油断した私が甘かった。
 連れて行った下の子供二人はおにぎりを控え体験科学学習に併設された文化祭の
出店を順番に荒らして行った。
 (焼きそば、たこ焼き、お好み焼き、クレープ・・・まぁメリケン粉のオンパレード。
  昨年はこれらにまだホット・ドッグ、ラーメン、カレー・ライス、ハンバーガーと子供たち全員で
 よってたかって制覇した)

そんなわけで余ったおにぎりを堪能しながら食べた。

子供たちの間では「梅」が入っていると「当たり」だと言って喜んでいる。
(たまには手榴弾の様なおにぎりがあるので彼女の作るおにぎりはスリリングである。)

おにぎりに拘る理由を話せば長いが、昔日曜日の夜中にラジオ大阪で「ぬかるみの世界」という番組があった。
放送作家の新野新と落語家の笑福亭鶴瓶がパーナリティを努めた深夜番組である。

当時の家はかなり電波の受信状態が悪い環境にあったがまだなんとか会話を聴き取ることが出来た。
クラスでも電波を受信できかつこの番組を知っている人間は一握りの存在であった。

その「ぬかるみの世界」で一時期「おにぎり談議」というのが流行った。

そのときの影響がまだかすかに残っているのかもしれない。

この話をすると「長崎カステラ」へと飛び火するのでここでは割愛する。




罪作りな女

本人にその意識がなくとも結果的に罪を作っている魅惑的な女性がこの世には多い。
そういう魅惑的な女性と知り合う機会にはあまり恵まれてはいないが久々に
そんな魅惑的な罪作りな女に出会った。
連想したのは丁度拾年前に登場した罪作りな女である。

左は拾年前に登場した罪作りな女。 右は最近登場した罪作りな女。(諸般の事情で姿は見せません)
 撮影場所は旧東ベルリン。      撮影場所は某所。

quatre カトル 4

奇しくも拾年ぶりに登場した罪作りな女!そしてまたルノー・カトルという偶然。

これから一体何が始まるのだろうか?

<<待て!次号>>なのである。