"喜劇!駅前林道"車偏屈者遍歴



米国つつみ壮:FD

日本への帰国前からFDには興味があった。
もっと言えば70を手に入れるときにもロータリーに興味があった。
でも、壊れる!と言う恐怖がロータリーに行くのを拒絶していた。
しかし、知らずに良いのか?
車好きだろ?だったらロータリーを知らないで良いのか?
21世紀になり、いつまで乗れるか分からないんだぞ。
と言う思いは以前からあった。

さて、時は、帰国後、時期主力戦闘機を手に入れるか70の改造を考えるかと迷っているときであった。
気になるのはFDとS2000。
70を手放して買うならこの2台しかない。
で、どーするかはともかく試乗をしよう。
まずは、ホンダとマツダに試乗の申し入れをし、翌週の日曜日にすたこらと試乗に行った。
まずは、S2000である。
こいつにはたまげた。
これが最新VTECなのか?すごいぞ、すごい回り方である。
某所で、2速までは、きっちりレッドまで引っ張った。
横の販売員に自己責任で好きなように回してくださいとの言葉を受けてのトライである。
さすがに、3速でそこまでするとやばいのでやめておいた。
まずは、感動である。しかし、屋根付の車専用高級住宅にはすでに入れず、路上生活が始まっており、オープンには一抹の不安があり、ハードトップも要るか?と思い金額を聞くと確か50万程度したと思う。これは、完全に予算オーバーである。
で、ハードトップ無しでとりあえず、限界の見積もりを出してもらった。
でも、これなら金さえあれば爺になっても乗れる。との思いもあった。

次はFDである。
FDはTypeRSの試乗になった。
こいつもたまげた、これがロータリーターボなのか。
70君と同じターボとは思えない。
特に、回転のあがり方、エンジンの息遣いまで感じるアイドリング、回転が上昇するときの音。
そして、シフトチェンジの時に時折聞こえるパーンという音。
もー、クラクラである。
そして、速い。無茶苦茶早い。
目が、ついていかんのである。
そして、動きも無茶苦茶速い。
運転席にすわっても、タイト感と、低いところから見上げる感覚で最高であった。
そして、軽い。軽いことがこんなに違いが出るのかと感動した。
この感覚は、義理兄のポルポルの911ターボと同じ感覚であった。
そして、見積もりを取る。
金額はFDとS2000は同額であった。
しかし、ローンの金利がジェーンジェン違うのである。
マツダは、特別ローンがあって1.4%であった。
心は、決まった。FDしかない。FDは今しか乗れない。
そして、本気でサーキットに行けるのも今しかない。
S2000はオープンで爺になってかるーく乗っても良いじゃないか。
別に、ロードスターでも良い。
FDは、爺になったら乗り込むことさえしんどい。
そして、ロータリーもいつまで、その存在が世間から認められるかわからん。
俺はロータリーに乗る。
そして、サーキットを走る。
そして、またまたローンを組んだ。
維持費は結構かかっている。
やっぱ、乗れるのは今しかなかった。
この車、爺になったら維持もできません。


By 米国つつみ壮




この画像はオーナー自らの本ちゃん画像です。
相変わらず美しいボディ!
洗車後の水溜りに写ったボディもまた美しい。
無駄な金を外見に突っ込んだり
インチキな化粧品で肌荒れした姉ちゃん兄ちゃんにも見てもらいたい!
松田奈々子は脱毛なんかせんでも、ただの鉄板でもここまで美しい!
やい!てめぇら!無駄と言う言葉をいい加減知りやがれ!(文責:編集部)


        

     


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