□Angina□


”胸が痛い”で検索

次の中から一番症状が近いものを選んでください。

http://www.okumura-seikotsuin.com/Chest.html

 

「胸が痛い!!」

http://www.terra.or.jp/igakujuku/dr.ken/medi-suko-p/mune-itai.htm

1. 狭心症、心筋梗塞  

症例

 

営業マンのMさん(50)は、最近、階段の昇降時やジョギング中に胸部を締め付けられるような圧迫感を認めている。いずれも二、三分間でケロッと治ってしまうが心配で診断を受けた。体格は1m70cm、80kgで1日40本のヘビースモーカーだ。

 

病気の説明


 不典型的な狭心症の発作である。狭心症とは、心臓自身に栄養を与えている冠動脈という血管の内腔ないくう)が狭窄(きょうさく)するために起こる。主として、動いた後などに生じる労作狭心症と夜間や早朝に生じることの多い安静狭心症がある。 Mさんの様な労作狭心症は、もともと動脈硬化により冠動脈の内腔が70%以上もつまってしまっていることが原因している。運動により心拍数が増え、血圧が上昇して、心臓により多くの血液を送らなければいけないのに、血管がつまっているため心臓が虚血(きょけつ-血液が足らない)状態になり発作を生じる。安静狭心症は寝ている時などに、冠動脈が痙攣(攣縮)状態となるために、やはり血管が狭窄して発作を生じる。
 この冠動脈が完全に閉塞(へいそく)してしまうと「心筋梗塞(こうそく)」といって、心臓の筋肉 が壊死(えし)という状態になり命が危険にさらされる。

 

原因


 肥満、ストレス、喫煙、高血圧、糖尿病、高コレステロール血症などがあり、日本人の間でも増加の一途である。日頃の日常生活の改善によりかなりの予防が期待できる。

 

治療法


 軽度な場合は薬物療法でよいが、高度になるとバイパス治療といって手術により人工的な冠動脈を作成する方法がとられる。
 また、最近では、足の動脈よりチューブを入れて狭くなった血管を風船のようなもので広げる方法が盛んに行われ、成功している。


胸痛

http://www.naoru.com/kyoutuu-.htm


狭心症で検索

 

【狭心症】 A)定義:冠血流の絶対的あるいは相対的低下により、心筋が一過性に虚血に陥   ることにより生じる特有な胸部不快感(狭心痛)を主症状とする臨床症候群。

http://www.nms.co.jp/QQ/angina.html

 

 

狭心症のタイプ

発作の起こり方により大きく2つに分けられます。

労作狭心症

階段を昇ったり、会議中のストレスなど日常の動作中またはその直後に起こるタイプ。

安静狭心症

睡眠中や安静時に起こるタイプ。

 

http://www.gik.gr.jp/~skj/ihd/ihd.php3

 

狭心症では痛みの部位は明確でなく、手を胸全体にあてて痛みを表現することが多いようです。

心臓のある左側の痛みでは肩から手まで症状が出ますが、右側に症状が出現することもあり、右側だから大丈夫と考えると危険です。

1カ所だけに限定されず数カ所に現れることもあります。また、症状は,“締めつけられるような”といった漠然としたものである点が特徴です。

狭心症発作時の症状は患者さんによって異なり、非常に多彩です。それだけに心臓の病気と思わない患者さんも多く、自己判断は禁物です。

特に糖尿病の患者さんでは神経障害により痛みのない虚血発作(無痛性心筋虚血)や、心筋梗塞になっても全く痛みがなく軽い息切れ程度の症状の場合(無痛性心筋梗塞)がありますので注意が必要です。


健康で長生きするために
知っておきたい循環器病あれこれ[5]
心筋梗塞、狭心症とその治療

国立循環器病センター 心臓内科部長
野々木 宏
http://www.ncvc.go.jp/cvdinfo/pamph/pamph_05/panfu05_01.html

 


もくじ

 

http://www.shizenkeitai.co.jp/lei-kyousinsho.htm

http://village.infoweb.ne.jp/~fwnv2073/angina4e.htm

 

http://www.osaka.med.or.jp/health/family/82/82.html

●「狭心症」とは
・心臓の筋肉(心筋)は、冠動脈という血管を通じて、酸素や栄養を受け取っています。この冠動脈の動脈硬化が原因となって血流に異常が生じ、心筋が酸欠状態になって起こるのが「狭心症」や「心筋梗塞」です。一時的に酸欠状態になり、また元に戻るのが「狭心症」で、酸欠状態が長く続き、心筋の一部が壊死するのが「心筋梗塞」です。
・冠動脈の動脈硬化は20歳ごろから始まり、これが年齢とともに進行すると「狭心症」を引き起こします。「狭心症」は、ストレスや運動、喫煙、寒さなどがきっかけとなって起こります。

●「狭心症」のサイン
・代表的なものに、胸痛発作があります。前胸部が締めつけられるような痛みが特徴で、首から左腕の内側にも痛みが広がることもあります。胸痛発作が10分以上続くようなら、「心筋梗塞」の疑いもあります。
・息切れや動悸、めまいもサインの一つです。意識を失うこともあります。

●「狭心症」を起こしやすいタイプの人
 喫煙者/高脂血症・高血圧・糖尿病などを持つ人/ストレスの多い人/血のつながった家族で若いうちに「狭心症」「心筋梗塞」になった人が多い人

●「狭心症」の予防と悪化させないための注意点
・食生活を改善することが大切です。特に、摂取エネルギーが過剰にならないようにする、動物性脂肪を控える、肥満を解消するなどを心がけましょう。
・適度な運動が必要です。運動をしないと循環器の働きが悪くなります。運動量は自分で判断せずに、専門医に処方してもらうようにしましょう。
・生活習慣の改善や薬物治療では、発作のコントロールが十分にできない場合は、冠動脈を広げる「バルーン治療」や「ステント治療」、「冠動脈バイパス術」などの外科手術を行います。