"喜劇!駅前林道"創作野郎



Rei Kasai: My Memory


目次

青い夢  
黄金色の光の中
 
(羽をもがれた小さな天使)
 
 
(人は誰だって一人では生きてゆけないもの)
 
タイム・マシン
 
心の故郷
 
(もう一度空を翔んでみたい)
 
憧憬
  Liberty  - 自由 -  
マリン・ブルー
 
(無題)
 
(私の夢みた世界へ・・・)
  大堰川  
化野の古宮
  (何を求めよう・・・)  
To You
  (何を求めよう・・・)  
(ほんの瞬間のフェノメナ)
 
(無題2)
 
マイ メモリー



 青い夢

ほおづえついて 目をつぶると
遠い潮騒だけがきこえてくる 
   どうしてこんなにもなつかしいのかな
並みのひびきが
心の中に心地よく入り込む
まるで 故郷を思い出しているような
あたたかな気持ちになる
   どうしてこんなに なつかしいのかな


いつのまにか眠り込んでいた私
何か青い夢を見た
   青い 限りなく青い夢
   まるで海の底のような・・・


ほおづえをはずして ふと気がついてみると
やっぱり石段に 腰をかけていた
遠い潮騒は絶えることなく響く
   あの青い夢は
  あれは何だったのだろう・・・


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黄金色の光の中

 

青い海
果てがないくらい青い海
  傾きかけた太陽の光に
  まるで宝石のようにキラキラ輝いて
秋の風
トパーズ色の風
    波の上を横切った・・・
そんな信じられないくらい輝いている
黄金色の光の中
赤い燈台が1つ
   黙ったまま立っていた
だから私
その燈台に話しかけてみた
   いったいあなたが生まれてから
   どれほどの人生をみてきたかって・・・
燈台は話してくれた
     遠い昔から自分が見てきた人生を
     そして君もその中に入るのだよっと
黄金色の光の中
青い海とトバーズ色の風
   今も黙ってたっている赤い燈台

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(私の Dream Land !!)
 

できることならば  
  光の中
白いヨットで大海原へ とび出したい!

波に反射してキラキラ光る太陽の光
夢と夢と重なりなって作り出す幻影
    そんな中で一人
    海を漂っていたい

やわらかい風が吹いて
水平線に でっかい太陽が沈んでいく・・・


私の Dream Land !!

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(羽をもがれた小さな天使)



羽をもがれた小さな天使

  あなたはいったい

  どこへ行こうというの・・・?!

天のおきてを破った天使

  2度と天へは帰れない・・・

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           翼



いつか翼を持てたなら

  高く高く

      神々の高みへと昇っていきたい


いつか翼を持てたなら

    大空に舞い上がったら


        きっと悲しみなんてないはず・・・
 




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(人は誰だって一人では生きてゆけないもの)

人は誰だって一人では生きてゆけないもの


わかってるはずなのにね

   時々、つっぱねてみたくなる
   意地を張ってします


独りで生きてみたい   なんて・・・
無人島に住んでみたい なんて・・・
   人一倍 寂しがり屋のくせに

人は誰だって一人では生きてゆけないもの
  わかってるはずなのにね



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        タイム・マシン



雨のベールはタイム・マシン
雨の音にかき消されて 他の音がなくなるから
    私のまわりは静寂そのもの
    だから昔を思い出す


笑顔

光・・・!!
思い出のスクリーンいっぱいのなつかしい者たち

雨のベールはタイム・マシン
私の心を
     遠い昔にひきもどす
何かを追いかけていた  あの頃に・・・

 

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  心の故郷


人は死んだら
   魂は海へ帰るんだって思う


深い深い海の底
光のほとんど届かぬ 深海に
   心の故郷があるのだろう
だから人はみな
   時にふと
      遠い潮騒をなつかしむ

青い青い海底に
   心の故郷がある
人は海に生まれて
やがてまた
   海に帰る

 

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(もう一度空を翔んでみたい)


時々思うョ
   私生まれ変わる前は
   きっと鳥だったんじゃぁ なんて・・・

こんなに空が好きだから
こんなに風が好きだから
   きっと昔は翼を持ってたんだ


でも海も好きだから
夕日も好きだから
   きっと 私は かもめだったんだろうな

だからいつか死んでまた生まれ変わるなら
   もう一度鳥になりたい
   もう一度空を翔んでみたい

 

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     憧憬


沈む夕日から  真っすぐに海にひかれた
  キラキラの光のライン
その線を横切っていき
  真っ白なヨット

まるで私の夢みた世界そのままに
黒くシルエットになったヨットが
  光の束を通り過ぎていく

いつか私も あんな風に
真っ赤な夕日にむかって
   光のラインを横切りたいな
ずっと憧れてきた夢の世界へ
   とびこんでいきたいな



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   Liberty  - 自由 -


ねェ 海

    お前は自由だね

潮の流れにのって ずーっと

    世界中を旅してるんだよね

時々思うんだ

お前のように自由になりたいって

    息苦しくってさ

できるなら 叶うなら

    自由に生きてみたいよ

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  マリン・ブルー


すき透った マリンブルー

   悲しみ色と人は言う

人間に恋をした人魚が

かなわぬ心を抱いて 流した涙の色だと言う


すき透った マリンブルー

   悲しみ色と人は言う

多くの人間の哀を包み込んだ海が

そのために哀色に染まってしまったのだと言う


すき透った マリンブルー


    哀しみ色と人は言う

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       (無題) 

 

涙1つみつけた夜は

頭っから ふとんかぶって

     声を殺して泣いてみる

無理に笑ったりしたら

     心 壊れそうだから




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(私の夢みた世界へ・・・)


いつだって心だけがとんでいく
   私の知らない世界
   私の憧れてきた世界へ
いつだって 心だけが・・・

いつか体もいっしょにとんでゆきたい
   空って青いんだなあって
   空気って光るんだなあって
そんな風に思えたら 最高!

いつかとんでゆきたい
心も体もいっしょに
   私の夢みた世界へ・・・ 

 

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    おおいがわ
    大堰川


保津川から大堰川へ

  水の流れは変わりない

烏岳より舞い落ちたもみじが

錦の帯となって流れてゆく

    どよめく人の声さえ耳に入らぬほど
 
    堰から落ちる水の音が大きく聞こえた

渡月橋を渡る人達は

ボートをこいでいる人達は

    きっと気付かないのだろう

この水が いったいどこからきて

    どこへ流れてゆくのか

 

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    あだしの
      
化野の古宮


縁結びの神  野宮神社

多くの人がお参りする中

    私もお参りにきました

細長い札に 細い筆で書いた願い事

  どうか かなってほしいと

        一心に祈りました

もう晩秋

まっ赤なもみじの中で

      人々はいったい何をお願いしているのでしょう

自分のこと?

     それとも・・・・・・




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      (何を求めよう・・・)


自分の生き方に疑問を感じたら
    きっと人は死んでしまう
     歩いているのは 魂の抜けがら
         魂を求めてさまよい続ける

どうやって生きよう
何を求めよう・・・

それでも自分の生き方に
疑問を持たないでいることは難しいから
    やっぱりさまようしかない

どうやって生きよう
何を求めよう・・・




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   To You



時々海をみあげる人に
いつも海辺に立あづむ人に

    空が好きですか
    空を翔びたいですか
    夢を持っていますか
    憧れがありますか
       海が好きですか
       夕日が好きですか
        魚になりたいですか
       ヨットにのりたいですか
    青が好きですか
    光が好きですか


        夢に向かえたらいいですね
        いつもhappyであればいいですね



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  (何を求めよう・・・)



やさしさの他に

そこに何かがあるならば

    それはきっと愛

安易だと言われても

どんなに非難を受けても

     やっぱり私は愛を信じたい

     愛という言葉を使いたい

愛する人がいるから・・・



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         ひととき 
    (ほんの瞬間のフェノメナ) 

 

笑顔

やさしさ

 

  それらはみな

     ひととき
  ほんの一瞬のフェノメナ

     いつかはメモリーに姿を変える



愛・・・

   やがては消えてしまう    

        ひととき 
    ほんの瞬間のフェノメナ 



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 (無題2)


一歩一歩 歩いてきた道が

   まちがいではないって信じてる

これから歩いていく道も
  
    まちがいではないって信じたい

でも・・・

時々 振り返ってみる

     不安になって
     寂しくなって・・・

そこに 仲間達の笑顔をみつけたら
     また歩き出す

一歩一歩 歩いていく道が

     まちがいでないって信じたい

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     マイ メモリー


哀しみも 苦しみも
楽しみも 喜びも
   1つ1つ大切につづってきた
いつか寂しさ感じたら
心のとびらを開いて
   遠い思い出にひたってみたいな なんて・・・
どんな小さな出来事でも
   1つ1つ丁寧に心のページに書いてきた
いつか孤独に思ったら
心のアルバムを開いて
   みんなの笑顔に包まれたいな なんて・・・

そしてこれからも つづっていくだろうな    
   みんなの笑顔
   私の心も・・・



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